2021年9月24日金曜日

TEAC「UD-505」ノイズ問題~続報・解決編~

 先日ブログに書いた「UD-505」のノイズ問題の続報です。
とりあえず解結果的には解決しました。

「とりあえず」と歯切れ悪く書いている理由は後程説明します。

これまでの経緯を簡単に書いておくと、

1.UD-505の音が出なくなる。
  →修理に出し、不具合ということで基盤交換となる。
2.修理から戻ってくると、L側のみ常時「ブーン」というノイズが乗る状態になる。
  再度修理に出す。
  →「メイン基板補修(手直し)」されて戻ってくる
   ※実際は不具合を確認できずチェックだけして返却されたとのこと
3.戻ってきたものを確認すると、左右バランスよくノイジーになっている。
  →再度連絡すると「接続している機器ごと送ってほしい」とのこと。
   ※この時上述のように実際はチェックだけして返却されたことを聞く。

ざっくり言うと、こんな経緯を辿っていました。
ここからが新しい話です。





ノイズが確認できるイヤホンと一緒に再度送って数日。
TEACさんから連絡があり、


「確かにノイズを確認しましたが、すべての接続機器で完全にノイズをなくすことはできず
 これは仕様です。ご了承ください。
 一応、再度基盤交換して返却します」


とのこと。
TEACさんが社内にお持ちの同機器との比較なんかも実施しっていただいた結果とのことでした。
むむむ・・・そうかぁ。。
もちろん私もすべての環境で完全にノイズをなくすことなんてできると思っていないですし、
「仕様です」と言われたらどうしようもないので、そのまま戻してもらうことに。


「UD-505ってあんな音だったかなぁ・・あんなノイジーだったかなぁ・・一度故障したことで、
プラシーボ的な?また不具合があるんじゃないかと思い込んでいるのかなぁ・・」と
もんもんとした気持ちで返却を待ちます。

で、戻ってきて、結果は期待(ノイズ問題が改善される)通りではなかったものの、返却いただいたものは
確認しなければいけないので、いつものようにセッティングして聴いてみると・・・


ぜんっっぜんノイズが乗らない。
全然違う。少なくとも私が聞く限りは、送り出す前のあのノイジーでとても聴いてられない状態とは
天と地ほど違います。
同じ機器とは思えません。


シンプルに「やったー!直った~!」でもいいんですが・・・なんか・・・解せない。

「仕様です」ということは戻ってきてもノイジーであるべき・・・とも言えます。
言えますというかそうあるのが普通です。

でも全然違います。環境は何も変わっていませんが、ノイズはコロッとなくなりました。
ここの解せなさが「とりあえず解決」と歯切れ悪い表現になってしまっている理由です。

ちなみに修理明細を見ると、その内容は主に
・基盤を4枚交換
・本体内部線材引き回し

となっています。

いろいろ対応していただいたことで「直ってるかも」という思い込みからノイズが聞こえなくなったのか・・
いやぁ・・・正直そんな思い込みで解決するレベルの違いではないと思うんですが・・

真相はわかりませんが、とりあえずノイズ問題は解決しましたm(__)m

若干音が硬くなった??気がしなくもないですが、それこそ思い込みかもしれません。
ここに関してはそのくらいのレベルです。
一応修理内容に「調整」とあり、返却前のやり取りの中で

「これいじょうノイズ対策のチューニングを施すと音質に影響が出る」

旨のお話もされていた(=つまり何かしらやりようがあることはある(?))ので、
店頭で購入できるものとチューニング含め同じなのか、うかがってみたところ、
同じもの(正確には「同等」とおっしゃっていましたが)とのことでした。


正直解せない思いは残りますが・・・
でもTEACさんが上記対応をしてくれたことにいよるものということは間違いないでしょう。
一応ということで基盤交換やら線材引き回しやらを実施してくれたTEACさんありがとう。


(本当に・・仕様でした・・?)

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