今回は先日購入したVictorの完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」付属のイヤーピースである
「スパイラルドットPro」にフォーカスしてレビューを書きたいと思います。
既存の「スパイラルドット」&「スパイラルドット++」との比較という視点でお送りしますが、
【追記】2024/6
単品発売されましたね。
個人的には各サイズ若しくはせめて2サイズセットのものがあると良かったですが・・・
個人的には各サイズ若しくはせめて2サイズセットのものがあると良かったですが・・・
気になる方は是非一度お試しあれm(__)m
が!結論を言ってしまうとこの「スパイラルドットPro」、「スパイラルドット」や「スパイラルドット++」と
比較しても「良い」です。個人的には絶対的に「スパイラルドットPro」を推します。
特段良いとも思えなければ特にブログ書くこともなかったと思いますが、「これはいいぞ」と
思えてしまったので書くことにしました。
あ。もう一つの理由としては嫁のクリスマスプレゼントに資金を使わないと家庭内一揆が起こるため、
新しいイヤホンを買いにくいというのもあります。
嫁曰く「1年で一番楽しみにしている」のがクリスマスなんだそうです。なんか誕生日の時も
「生誕祭は1年で一番~」と言ってる気もします。
イヤホンと一緒にイヤーピースも色々と集めているので、この人生で溺れてきた恋の数ほどは
イヤーピースを持っています。
これでもまだ一部です |
なぜイヤーピースをそんなに集めるのか?何の意味があるのか?
それはもちろん聴く音を良くする(好みにする)ためです。
エージングやケーブルによる音の変化に懐疑的な方もいるように、イヤーピースで音が変わる
というと眉をひそめる方もいると思いますが、私は変わると思っている&感じている派の人間です。
もちろんその感じ取れる変化には程度の大小や、全然違いが感じられないということもありますが。。
「もっとこういう音が聴きたい」「こう改善したい」と考えた時に、もちろんイヤホン自体を
替えるのは一つの手ですし、プレイヤーを替えるのも一つの手です。ケーブルを替えるという
選択肢ももちろんありますが、何よりもお手軽なのはこの「イヤーピースを替える」だと思います。
どんなに高くてもイヤーピースで万いくことはありません。
狙ったとおりに音質を改善できれば当然にうれしいですし、そうでなくても違いを感じ取れた
だけでもなんか嬉しくなってしまいます。
と、いうことで「イヤーピースコレクション」おすすめです。
話が「スパイラルドットPro」のレビューという話からそれてしまいました。戻します。
■「スパイラルドットPro」の音
このブログでもよく言っているように私はVictor「HA-FW10000」というイヤホンが大好きです。
このVictorさんのイヤホンが発売から少々の時間が経過した今でもいまだに一番好きなのですが、
Victorさん(正確にはブランド的にはJVCさんと言うべきでしょうか)の代表的なイヤーピースの
シリーズである「スパイラルドット」シリーズは正直好きではありませんでした。
どの辺が好きではないかというと、
1.イヤホンを装着している「耳周りで鳴ってる」感が強く、前方方向への空間表現、
距離感表現、定位感が悪く感じられる。
その影響で例えばシンプルにマイクの前でボーカルが歌ってますという楽曲だと
ボーカルが右と左に分離してセンターで像が重なり切れないような感覚がある。
2.音の輪郭が流れる、膨らむ、ぼやける。そのせいで全体的にモヤッと煙がかったような印象になる。
ボヤっと膨らんだ輪郭で空間を喰ってしまうので見通しや抜けが悪く、特に奥行方向の
空間的広がりが把握しづらい。
といったところです。
上記は主に無印の「スパイラルドット」についてですが。
「スパイラルドット」と「スパイラルドット++」と「スパイラルドットPro」です。 どれがどれだったかは・・・忘れました。 |
ところがどっこい、今回の「スパイラルドットPro」はこれらの点が見事に改善されているように聴こえます。
前方方向への空間表現ができるようになり適切な距離感を再現でき、音像がちゃんとセンターで重なります。
輪郭も流れず膨らまず、空間の見通しが良くなっています。
”音のにごりを抑え、クリアなサウンドを実現”
とありますが、まさにこれが嘘ではないと感じます。
■「スパイラルドットPro」の装着感
無印のスパイラルドットに比べ若干柔らかく、表面の質感も少々違うように感じます。
スパイラルドット++と比べると柔らかさも触った感触も同じような気がします。
実際に使用した際の使用感としては無印のスパイラルドットに比べて、グリップ感が強く、
耳の中でより安定してくれます。耳から外そうとすると想像以上にがっちり耳内でホールドしているのを
何度か感じました。
グリップ感ということでいうと、例えばAZLAの「SednaEarfit XELASTEC」のようないかにも
「ペタペタ」としたものもあり、ホールド感(というかむしろ「吸着感」と表現した方がい適切かもしれません)
という意味では無敵な気もしますが、ペタペタしているので長期的な使用感や見た目の変化(劣化)が
気になるところです。
「SednaEarfit XELASTEC」 ペタペタしてホールドしてくれます |
が、このスパイラルドットProはもちろんそこまでの吸着感はありませんが、使いやすさとの
バランスという点ではいい選択肢と言えると思います。
ということで、平たくいうとイヤーピース選びの際のいい選択肢です。
・にごりなく、クリアなサウンド
・独特の柔らかさとプルンとした素材によるフィット感
・「SednaEarfit XELASTEC」とまではいかないけれどもそれなりのホールド感
という点がうまくマッチしています。
とおすすめしたところで・・・このイヤーピースのために3万以上するワイヤレスイヤホンを
購入しようという方はいないと思いますので・・・
Victor(JVC)さん、これ本当に単品販売しないんですか?単品で販売したら結構売れると思うんですけど?
というメーカーさんへの問いかけで今回は締めさせていただきたいと思います。
もしより安価なイヤホンでにもこの「スパイラルドットPro」が付属しているなんて事実を
ご存じの方がいれば教えてくださいm(__)m
イヤーピース欲しさに購入したいと思います。
では皆様、だいぶ寒いですのでご自愛くださいませm(__)m
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