2020年2月27日木曜日

【レビュー】MEE audio「PINNACLE P1」

MEE Audioの「PINNACLE P-1」のレビューです。

私がイヤホンを集めだしてから、割と初期のほうに購入したものです。
価格的には25,000円程度と比較的求めやすい(?)価格で、
この価格帯の中では結構お勧めできる1本だと思っています。





箱は結構大振りです。開ける楽しみがあります。
PINNACLE P1

なかなかに立派な感じです。
PINNACLE P1 PINNACLE P1 PINNACLE P1 PINNACLE P1

汚い写真ばかりで申し訳ない。。
この時はまだスマホのカメラで撮影しているうえに、
基本的に常に数年落ちのスマホを使っているので、写真のクオリティが低いです。
あ。もちろん写真の腕もないですけども。
PINNACLE P1 PINNACLE P1 PINNACLE P1

■音質
なんといっても非常に左右に広く空間を使えるイヤホンです。
左右に大きく展開し、センターに音が集まってしまってこじんまりした感じがありません。
最初このイヤホンを聴いた時はこの点非常に驚きました。
「音場が広い」とはまた違うと思うのですが、
この左右の展開の大きさはその後いくつも購入したイヤホンの中でも
ずっとトップレベルに君臨しています。
さすがはPINNACLE(頂点)。

高域が比較的特徴的で、ハウジングが亜鉛合金だからか
細めの表現にシャリっともしくはチリチリとした印象&金属的な印象があります。
正直この感じが好きか嫌いかは人によると思います。
嫌いという人もいるでしょう。

ドライバーには「ムービング・コイル・ドライバー」という名前がついていますが
基本的にダイナミックドライバーなので低音の不足感もありません。

金属製でハウジングも結構重いですが、全体的な空気感も結構重く感じます。
こう「スパッ」と晴れ渡るような縦への抜け感を感じるような空気感ではありません。
開放感を「屋外」とするなら、「屋内」という感じです。
私はスパッと晴れ渡るような開放感・抜け感があった方が好きではありますが、
それでもこのPINNACLE P1の横方向への広さは素晴らしいと思います。

■その他
その他としては何よりも非常にボリュームが取りにくいイヤホンです。
スマホ直挿しじゃ・・・厳しいんじゃ・・・ないかと・・・。
finalの製品群もボリュームを取りにくいものが多いですが、
それをも凌駕して取りにくいと思われまする。
基本的にパワーのあるDAPやアンプと併用して使うことをお勧めします。

前述したようにハウジングは金属製で結構重いです。
ケーブルも付属のものは比較的太くてごついので、
軽いものがいいという方にはまず向かない重さといえると思います。


全体的に「武骨感」があるので、女性は・・・選ぶ人は少ないかもしれませんが
デザイン的に苦手じゃなければ、この価格帯では候補に挙げていいイヤホンだと思います。実際に気に入ってくれて購入した友人が一人います。

ちなみにどうでもいい話ですが、
私はイヤホンに刻印されているMee Audioの「M」を見るたびに
ウィーダーインゼリーのマークを思い出します。


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