2020年9月7日月曜日

audioquest「CARBON」レビュー~UD-505のUSBケーブル変更~

 先日購入したTEAC「UD-505」のためにaudioquest(オーディオクエスト)の
「CARBON(カーボン)」というUSBケーブルを購入してみました。



その「CARBON」を早速UD-505に使用してみましょう。
そんなお話です。




このaudioquestというメーカーさんは、以前からAmazonなどでも見かけて知っていましたが、
よく調べることもせず名前の印象から「きっと怪しい中華に違いない」と勝手に思っていました。
DAC/アンプの「Dragonfly」とか・・・名前的にいかにも中華かと・・・思うじゃないですか・・・

実際にはアメリカの会社で質の高い製品を世に送り出している、実にまっとうなメーカーさんのようです。
そのaudioquestさんのUSBケーブルは4種類あるのですが、上から2つ目のケーブルがこの「CARBON」です。





USBの接点部分が日頃目にするものよりも、なにか艶があるというか、スベスベしているというか・・・
なんか違うなと思っていたら、「Direct-silver plated」とあり、銀メッキ加工がされているようです。
PCに接続する側がUSB-AでUD-505に接続する方がUSB-Bです。




このケーブル、取り回しはおそろしく(?)悪いです。硬すぎてまるで言うことを聞きません。嫁のようです。
一番上にケーブル全体像がありますが、こうして全体像を写すために一時的に縛り付けています。
かなり硬くて取り回しは悪い・・


重さは比較的軽いです。iFi Audioの「Gemini」は自重で端子に余計な負荷がかかるんじゃないか・・・
と心配になるほど重いですが、そんなことはありません。
重量は40gちょっと

iFi Audio「Gemini」の160gオーバーに比べたら全然軽いです

CARBONの前に使っていたELECOMの「DH-AB10」というオーディオ用USBケーブルと比べてみると
太さは明らかに太くなります。
重くはありませんが太さは太くなります

Geminiとは同じくらいの太さ

■audioquest「CARBON」の音質とか

一聴して頭に浮かんだ言葉は「穏やか」でした。非常に解像度は高く感じますが、解像感を演出するために
高域を持ち上げて・・・なんてことをしていないからか、変にトゲトゲしたり攻撃的になることなく高解像度を
実現し、「穏やかさ」を感じました。
DH-AB10はより1音1音の中に濃淡がある感じで、音の輪郭は相対的に曖昧であるかわりに、芯を感じます。
より面で押してくる「CARBON」と、点(線 or 芯)で押してくる「DH-AB10」という印象です。

また、「CARBON」は目の前で演奏されているかのように音は近く、クリアです。
対して「DH-AB10」は一歩引いて距離感を取った感じで、クリアさという面では1歩及ばず、1枚薄いベールがある感じがします。
これらを絵にしてみると、こんな↓感じです。

<CARBON>
・1音1音がはっきりと近い距離で主張し、解像度が高く
・クリアで
・クリアゆえに例えば中高域を目立たせないと埋もれるといったこともないので
 変に”主張しすぎる”こともなく穏やか


<DH-AB10>
・明らかにクリアさという面では劣るものの
・1音1音の中でも濃淡があることで
・時に特に中高域の刺激が気になるようなことがあるものの立体感が感じられ
・むしろ音場表現はこっちのほうが好き

困りました。上記のように「CARBON」のほうがクリアで高解像度、スタジオものを聴くような場合にはいいです。
ただ、「CARBON」は「この音を聴け」と言われているような「音を聴く音」なのに対して、「DH-AB10」は
より「空間を感じろ」という性質な気がします。

別の言い方をするなら「CARBON」は自分が演奏者やボーカルの目の前のマイクになったような印象で、
「DH-AB10」は自分が客席にあるマイクになったようですし、
さらに別の例で例えるなら、「花瓶に満開の花がびっしり」と
「生け花的に、可憐な花一輪」、さてどちらが綺麗ですか?と問われているようです。
どちらが綺麗でしょう?優劣はあるんでしょうか?


クリアさに関してはまぁ基本的にクリアに越したことはないのかもしれませんが、このどちらのマイクになりたいか?
もしくはどちらの花が綺麗ですか?に関してはおそらく普遍的な答えなんてないんでしょう。良し悪しではなく好き嫌いであって。


「音を聴く」ときにより高パフォーマンスを発揮してくれる「CARBON」
 VS
1音1音の質は劣っているも、相対的に好きな音場表現をしてくれる「DH-AB10」

困った困った。この2本の良いとこどりをできれば・・・というところですが、
そんなときに救いの手を差し伸べてくれたのが、iFi Audio「Gemini」です。
以前のブログでは「UD-505で「Gemini」は使っていいんだろうか??USBの5V給電はいるんだろうか?」と不安でしたが、
メーカーさんに問い合わせたところ、

”USB2.0規格を使う製品なので、むしろ5V給電は必須です。
 ただし二股分岐のUSBケーブルはUSB2.0規格準拠ではないので、そこは自己責任で”

とのことでした。つまり使って問題ないと(私は解釈しました)。
ということで、「Gemini」に変えてみます。
このままいくと「Carbon」のブログなのに「Gemini」でしめてしまうので、多くは語りませんが、
両方とも非常に曇りなくクリア。でも「この音を聴け」系のCARBONさんと、そこからちょっと引いて
「相対的神視点」のGeminiさん。
大事なことなので(な気がするので)もう1度書いておくと、どちらが良いとか悪いとかいうよりも
どちらが好きか嫌いかだと思います。

私はGeminiのほうがただ好きなのでGeminiを使いますが、CARBONも他のイヤホンとの組み合わせや
他の楽曲との組み合わせ、また人によって確実に「CARBONがよい」ということもあるはずです。




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